宇崎竜童さん役

やらせてもらいました。
「ヒットメーカー阿久悠物語」。
ドラマのなかでとくに紹介していたわけではないので、ほとんどの方にはわからなかったと思いますが。
レコード大賞のシーンを撮影していたとき、午前中に突然演出部より依頼されました。
とくに断る理由もなかったので(笑)、即断OK。
そしたら、衣装部屋に連れて行かれ、さらにメイク室に入れられて、支度をすることに。
徐々に「宇崎竜童さん」にされていきながら、とっても恥ずかしかったです。
でも、俳優のみんなはいつもこんな気分で鏡の前に座っているのかと、知ることができていい経験でした。
支度が完成すると、全スタッフに笑われながら撮影現場へ。
土居さん役の榊さんにも突っ込まれ(笑)
ところで、何か演出をつけてもらえるのかと思ったら、じっさいはアドリブでした。
山口百恵さん役の星野真理さんが話しかけてくるから、なにか会話してもよかったんだけど、失敗しても困るので、ジェスチャーだけの演技にしました。
そこのところは、なるべくスムーズに撮影を終わらせたいとする制作的な立場で・・・
本番では、星野さんの気迫に少し圧倒されました。
当たり前の話、なんだか、やはり演技って難しいのだなと実感した次第。
改めて俳優さんを尊敬します。
オンエアを見ましたが、やはり恥ずかしかった。

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